秋に女王バチを出産するスズメバチはこの時期、警戒が高まっているため、刺されて死亡するケースの多くが秋におきています。
巣から５メートル程度の距離まで近づくと、２～３匹が偵察に巣から出てきます。その後、アゴをこする「カチッ、カチッ」という音を出して威嚇します。
この時点で巣からゆっくりと遠ざかれば逃げられますが、手で払ったりさらに近づいたりすると、巣から出てきたスズメバチに一斉に襲われます。
スズメバチの巣を発見しても、ご自分で駆除するのは大変危険です。
巣を見かけたらハチ駆除業者にすぐに依頼してください。

ミツバチはおとなしく、攻撃性も低いので、スズメバチほど危険ではありません。
ただしやっかいなのは家屋の汚染です。
家の天井裏や床下に巣を作られた場合、巣はあっと言う間に大きくなり、溢れ出した密で家屋を汚染してしまします。
また、攻撃性は低いですが、もちろん毒針を持っているので刺されることもあります。
屋根裏や床下に大きなミツバチの巣を見つけたらハチ駆除業者に依頼することをお勧めします。

アシナガバチはスズメバチに比べればおとなしく、毒も弱いですが、刺されると死に至る場合もあります。また、刺された時の痛みは、スズメバチよりも強く大変痛いです。
アシナガバチは屋内ではなく、屋外、ベランダや玄関に巣を作ります。
巣の近くに近寄り過ぎると襲ってきます。
巣を見つけたらハチ駆除業者に依頼することをお勧めします。